「最初の体験レッスン、実はめちゃくちゃ緊張してました(笑)」
以前、通ってくださっていた生徒さんから、こんな言葉を頂いたことがあります。「先生、怖くないかな?」「怒られないかな?」「音楽なんてまるで素人だし…」という不安があり、体験レッスン申し込みの第一歩を踏み出すまでに時間がかかったそうです。
その不安、私はとてもよくわかります。そしてそのイメージは、生徒さんの思い込みではありません。理由があって生まれたものだと思っています。今日はそのことを、先生側から正直にお話しします。
音大の世界では、怖い先生は珍しくありませんでした
「お前は下手くそやで」「全然あかんわ、まだまだやな」——私の修行時代の恩師はそういう人でした。今でも心から感謝しているし、慕っています。でも当時は、正直プレッシャーがきつかった。
音大の友人には、子どもの頃から通っていたピアノ教室で泣きながらレッスンに通っていた、という人もいます。厳しい指導が珍しくない世界で、私は生きてきました。
だから冒頭の生徒さんの話を聞いたとき、「そうだよな」と思いました。あの不安は、根拠のある不安です。
音楽の先生が「怖くなってしまう」のには、理由がある

これはある意味、音楽への愛が原因だと思っています。
音楽の先生にまでなっている人は、たいてい音楽が好きすぎる人です。私の中学・高校でも、音楽の先生は生徒に嫌われがちでした(笑)。今思えば、音楽に興味がない人の感覚がわからなくなってしまって、つい指導に熱が入ってしまう。人格的な問題ではなく、愛が重すぎるんですよね。
もう一つは、映画やドラマが作ったイメージの影響もあると思います。映画「セッション」のフレッチャー先生なんて、「鬼教官」の最たる例ですよね(笑)。音楽は感覚的なものなので「もっとここを感じて」「違う、そうじゃない」といった、理屈で説明しにくい指導になってしまうことも、構造的に避けられない部分があります。それが「理不尽」に映ることもある。
でも「プロを育てる指導」と「楽しみたい人への指導」は、まったく別物
私が修行時代の厳しい指導に耐えられたのは、「音楽で生きていく」と決めていたからです。
プレッシャーがモチベーションになるタイプで、音楽以外の動機——悔しさとか、認められたいとか——を持っていた。でも、放課後音楽大学に来てくださる多くの生徒さんは、そうじゃない。
「自分のペースで、好きな曲を弾けるようになりたい」「仕事帰りに、ギターに触れる時間が欲しい」——そういう理由で来てくれている方に、音楽で食べていく人と同じ熱量を求めたら、ミスマッチが起きてしまいます。当たり前のことですが、指導者として常に肝に銘じていることです。
「楽しむためにギターを習う」人と「音楽で生きるためにギターを極める」人では、必要な指導はまったく違う。私はそのことを、自分の経験と比較を通して気づきました。
放課後音楽大学で「やらないこと」を話します
具体的に、私がレッスンでやっていないことをお伝えします。
弾けないフレーズの反復練習はしません。 弾けないまま繰り返しても、嫌になるだけです。代わりに「弾けないフレーズ」を「弾けるフレーズ」に分解します。生徒さんがLv.1の状態なら、Lv.1.1、Lv.1.2……と小さなステップを用意して、「弾けた」を積み重ねていく設計にしています。
「集中して練習して」という宿題も出しません。 練習が義務になると、できなかった日に罪悪感が生まれてしまいます。テレビを見ながら弦に触れる、左手でコードフォームだけ作ってみる——そういうゆるい習慣から始めることを、むしろ積極的に勧めています。
宿題を複数出すこともしません。 迷うと、人は動けなくなります。毎回のレッスンで「次につながる練習」を一つだけお渡しする。それだけで、達成感とモチベーションがずいぶん変わることを、レッスンを重ねるなかで実感しています。
よくある質問
Q. 初心者でも本当に大丈夫ですか?
はい。放課後音楽大学は初心者の方を前提に設計しています。「ドレミファソラシド」すら知らない状態からスタートした方が多いです。音楽経験ゼロでも、安心してお越しください。
Q. 練習できない週があっても続けられますか?
続けられます。「練習しなかったことを責めるレッスン」はしません。「弾けない週があっても大丈夫」という前提でカリキュラムを設計しています。
Q. 自分に向いているか、始める前に確かめたいのですが。
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この記事を読んでくれたあなたへ
「先生が怖そう」という不安、持っていて当然です。でもその不安は、先生を知ることで変わります。
今日お話ししたような私の考え方が少しでも伝わったなら、次は無料コンテンツで実際の雰囲気を感じてみてください。「この先生となら、自分のペースで楽しく続けられそう」と思ってもらえたら、それがいちばんうれしいことです。